平成の歌姫といえば真っ先に思い浮かぶであろう浜崎あゆみと西野カナ。
浜崎あゆみは2000年~2010年頃、西野カナは2010年頃から最近まで第一線で活躍していました。
同じ平成でも時期が被っていませんね。
そんな二人ですが、作詞を手掛けている事と声が高いという共通点もあります。どっちの方が歌が上手い?どっちの方が声が高い?と思ってる人もいると思うので比較してみましょう!
目次
音域を比較!
先ずは当サイトで調査したデータをもとに音域を比較していきましょう。
浜崎あゆみの音域データ
西野カナの音域データ
地声最低音
浜崎あゆみの地声最低音はmid1F。平均最低音はmid2A。
西野カナの地声最低音はmid1E。平均最低音はmid2A。
というデータになっています。
西野カナの方が1音低いですが、最低音としては誤差の範疇ですね。
どちらも平均最低音がmid2Aという事はあまり低いパートが無く終始高い声で歌っている事が分かります。
最低音に関しては同じ位といったところでしょう。
地声最高音
浜崎あゆみの地声最高音はhiF。平均最高音はhiD。
西野カナの地声最高音はhiF。平均最高音はhiD#。
というデータになっています。
地声最高音でも互角の戦いを繰り広げてますね。
楽曲を調査したところ西野カナの方がhiEを使用してる曲が多めの印象です。
なので、地声の高さでは西野カナの方が高いと言えるでしょう。
ちなみに両方とも地声最高音であるhiFは楽曲で瞬音で使用しています。
浜崎あゆみ 2:20~ 歌詞「きみがいなきゃ」 hiFは赤文字部分
浜崎あゆみ 1:08~ 歌詞「こうかいするほど」 hiFは赤文字部分
裏声
最後に裏声!
浜崎あゆみの裏声最高音はhiD#。平均裏声最高音はhiD#。
西野カナの裏声最高音はhihiA。平均裏声最高音はhiE。
という結果です。
これは一目瞭然で西野カナの方が裏声の音域は広いですね。
当サイトの調査データでは西野カナが楽曲の半数以上で裏声を使用するのに対し、浜崎あゆみは1曲しか裏声を使用していませんでした。
楽曲に裏声を使用するかどうかという点においては違った歌手だったのですね。
西野カナの裏声hihiAは女性でも出すのは難しいでしょう。さすが高音アーティストと言えますね!
4:19~ 「二人の記念日にかわってく」 hihiAは赤文字部分
歌唱力
浜崎あゆみの歌唱力
浜崎あゆみの歌声の魅力はやっぱりハスキーな声での高音ですね!
また、みんな真似したがる特徴的なビブラードもとてもステキです。
浜崎あゆみといったら「M」を思い浮かべる人も多いと思います。
実はこの曲かなり難易度の高い曲で、後半になるにつれて高音が頻出します。
さらにラストの大サビで地声hiD#を連発するという鬼のような曲です。
せっかくなのでライブでの生歌動画を乗せておきます。
これをライブでしっかり歌えるってすごいですよね。
広瀬香美が自身のYouTubeチャンネルで歌って撃沈していたくらいです(笑)
プロの歌手でも難しい曲を歌い上げる浜崎あゆみの歌唱力は間違いなく高いでしょう!
西野カナの歌唱力
西野カナの魅力は抜群の安定感のある歌唱です。
高音にパートに入っても極端に声が細くなる事も無く、芯のある声で歌いきっています。
水樹奈々と一緒に歌っている動画を見ても西野カナさんの歌声は安定しているのが分かります。
まとめ
この記事で浜崎あゆみと西野カナを比較してみて分かった事はどちらも声が高くて歌唱力も高いって事が改めてわかりました。
他の女性アーティストでも彼女たちの曲を歌うのは難しい位の高音を扱っていましたね。
最後に結論を出すとしたら、音域は西野カナの方が僅差で高いです!